熱烈歓迎 明台高級中学(台湾)が来校!

2011.11.11

11月8日(火)、台湾の「明台高級中学」から28名の生徒が来校し、本校生徒の楽しい交流のひと時を過ごしました。

メモリアルホールで開催された歓迎レセプションでは、西川校長の歓迎の挨拶があり、台湾政府に対する東日本大震災への義援金のお礼に続き、本校の創設者である冬木智子理事長の創設当時からの歴史の概要や建学の精神、校章の紹介等々、関西中央高校に関わる説明をされました。そして、「本日の交流を通して絆を深め、将来においては日本と台湾との『友好の懸け橋』となって活躍してください。」と歓迎の言葉が送られました。

 続いて、明台高級中学団長の林迺∫蛛iリンセンシン)氏の挨拶では、過去の台湾大地震時の日本からの義援金に対するお礼と、東日本大震災・津波による被害からの一日も早い復興を願う思いが述べられ、最後に「関西中央高校の益々の発展を祈っています。」と、感謝の気持ちを述べられました。

交換.jpgその後の両校からの記念品の贈呈に引き続き、生徒会長の松本優希さんが「大家好(ター ジャイハオ)!」と始まる<たどたどしい中国語>で歓迎の挨拶がありました。それに対して、明台高級中学生徒代表の洪健哲(コウケンテツ)さんからお礼の言葉があり、「あこがれの関西中央高校に来られて嬉しいです。」と、これも<たどたどしい日本語>での挨拶があり、地震や津波の被害について、思いにも触れながら、交流のお礼を述べていました。

あいさつ.jpgお互いの「催しもの」では、本校の軽音楽部の発表に続き、明台高級中学からは『がんばれ!日本!!』と書かれた手書きのポスターを数枚持って舞台に上がり、歌と踊りのパフォーマンスが繰り広げられました。本校の生徒も舞台に招かれ、一緒に楽しむ場面がありました。

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交流2.jpgその後に行われた「茶道体験」は、明台高級中学の女子生徒を対象に行われ、和菓子・お茶が振る舞われました。生徒たちは、興味を示しながらも慣れない正座に、足をゴソゴソとしていたのが印象的でした。一方、体育館では、男子生徒を対象に「剣道体験」が行われ、本校の剣道部員たちは、それぞれに「上手でした。」「楽しかった。」「緊張した。」との感想をのべていました。

 

茶道.jpg体験活動終了後の体育館では、本校のエイサー太鼓・バトントワリングの迫力ある発表に、明台高級中学の生徒たちも「感動」していました。

バトン披露.jpgわずか4時間程度の関西中央高校での交流でしたが、確かな絆は結ばれたように思いました。そして、両校の生徒の友情・絆をさらに深め、これからの日本と台湾との「友好の懸け橋」となって活躍してくれることでしょう。
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