夏期休業中を活用して、畿央大学コースの生徒による「実習を通して学ぶ体験学習」(教育・看護)が行われています。
教育クラスによる幼稚園実習は、7月30日・31日・8月17日の三日間、畿央大学付属幼稚園で実施しています。その初日の7月30日に取材をしました。
付属幼稚園では、自由保育(預かり保育)が行われており、教育クラスの生徒は、そのお手伝いも兼ねた実習を行っていました。さくら組の「りすグループ」では、12名の園児が小太鼓・大太鼓の演奏練習を行っていました。園児たちは、とても元気で、大きな声を出して、一生懸命に演奏していました。周りでサポートする本校の生徒も真剣でした。
また、ゆり組の「ペンギングループ」では、16名の園児が、ブロックなどを使って楽しそうに遊んでいました。本校生徒3名も、園児の輪の中で恥ずかしそうにしながら、和気あいあいと楽しく一緒に遊んでいました。
外では3歳児の13名が、プールで楽しく水遊びをしていました。担当する本校生徒3名は、園児の数名に水を掛けられ、爽やかな喜びの表情をしていました。生徒に、実習の感想を聞くと、「勉強になっています。」と応えてくれました。また、「喧嘩したらどうしようかと思います。」と園児を気遣う優しい気持ちも聞かれました。
これらの実習をとおして、「ひと回りもふた回りも」大きく成長する関西中央高校の生徒たちに、エールを送りたいと思います。
なお、看護クラスの校外実習は、7月26日から始まっており、27日・30日・31日、8月1日・2日の6日間を奈良県立医大付属病院でさらに、「夏のほっとステーション」(特別支援の必要な子どもの夏休みの勉強や体験学習のお手伝い)が、7月30日、31日、8月6日・7日・9日・10日・20日の7日間(10:00~16:00)、桜井市西ふれあいセンター分館にて実習を行います。
このように、関西中央高校の生徒たちは、他方面で大いに活躍しています。生徒たちの頑張りに、皆さんの応援をお願いいたします。