関西中央高等学校 第47回卒業証書授与式

2013.03.05
正々堂々 胸張って 学び舎を巣立っていった89名!

 

 

 

 暖かい気候となった3月1日、第47回卒業証書授与式が、昨年完成した本館ホールにて、厳粛の内に滞りなく執り行われました。
 緊張感ただよう式場内に、司会者の「卒業生、入場」の合図で、卒業生が胸張って入場してきました。それぞれの顔には、喜びと自信が満ち溢れていました。
 国歌・校歌の斉唱に続き、卒業証書が授与。担任よりそれぞれ呼名された89名の卒業生一人ひとりに、学校長より卒業証書が手渡されました。
 続く賞状授与では、「私立中学校高等学校連合会長賞」(村田早紀さん)、「三ヵ年皆勤賞」(吉田 優、小松 桃、松本優希、中岡大尭、村田早紀)、「三ヵ年精勤賞」(長井 亮、夕田章敬、吉村康平、木村 茂、馬場晴香、田島直紀、中島布美子、吉村拓哉)、「十二ヵ年間精勤賞」(小松 桃・同時に保護者への感謝状も贈呈)が、それぞれに贈呈されました。
 学校長式辞では、先ず、理事長先生からの「これからの人生を、『徳をのばす・知をみがく・美をつくる』を大切に、心豊かに歩んでください。」とのお祝いの言葉が伝えられました。式辞として、3年間の学びや出会い・活動について触れられ、「卒業式を迎えられるのも、日々支えてもらった親のお陰である。また、厳しくも暖かくご指導いただいた先生方の導きである。」と諭されました。更に、卒業生に、「失敗から学ぶことの大切さ」と「不易と流行の必要性」の二つの思いを「はなむけの言葉」として伝えられ、「真摯に、ひたむきに、正々堂々と生きてください。」と結ばれました。
 続く「来賓祝辞」では、育友会長の木村治美様より、激励と「関西中央高校生として、誇りを持って進んでください。」との「お祝いの言葉」をいただきました。
 送辞では、西嶋君が、感謝と共に「先輩が築かれた歴史と伝統を守り、より良い校風をつくり上げていくことをお誓いします。」と述べました。卒業生答辞では、表現情報コースの向井君が、1年生からの思い出を振り返り、学ぶ苦しさは自らのためであると悟り、最後の卒業公演をめぐる「仲間たちの動きに感謝している」と涙ながらに話す姿が印象的でした。向井君の答辞に、涙する生徒・先生・保護者が多くありました。
 涙と感動、暖かさと温もり、そして、優しさのあふれ出た、最高の卒業式となりました。

卒業証書授与式