畿央大学の島 恒生先生による教育講演会 ~「命の大切さ」を考える ~ がおこなわれました。
「なぜ、命は大切と思いますか。」冒頭に先生は生徒達に問いかけられ、相田みつをさんの詩「自分の番 いのちのバトン」を紹介されました。
【自分の番 いのちのバトン】 | ||
父と母で二人 | 過去無限の | |
父と母の両親で四人 | いのちのバトンを受けついで | |
そのまた両親で八人 | いま ここに | |
こうしてかぞえてゆくと | 自分の番を生きている | |
十代前で 千二十四人 | それがわたしの | |
二十代前では ――? | いのちです | |
なんと百万人を越すんです | それが | |
あなたのいのちです |
自分の命も、他人の命も、無限の命のバトンによって受けつがれてきたことを気付かせていただきました。
その後、生徒がかつて学んだであろう有名な作品「かわいそうなぞう」「ぼくのシリウス」「ヒキガエルとロバ」「はっぱのフレディ」などを紹介され、命を粗末にしない事、命は多くの人に支えられている事、命には終わりがある事、命は次の命へ繋がっていく事、命を精一杯生きる事などをあらためて生徒たちは学ぶことができたようです。
講演会は生徒たちにとって命について考える良い機会になりました。
授かった限りある命、自分の命も他人の命も大切にし、前向きに精一杯生きていって欲しいです。