高大連携授業「健康管理論」で“健康管理計画”発表会を開催

2013.12.26

 畿央大学健康科学部の人間環境デザイン学科、看護医療学科合同授業である選択科目「健康管理論」には、畿央大学と同じ冬木学園の関西中央高校生6名が科目等履修生として参加しています。

1年間を通して、大学生と高校生が一緒に健康の考え方や、健康に影響する生活から自分たち自身の健康状態、食生活バランス、体力測定などの体験を通して健康管理の必要性を学習してきました。その学習内容を活かして、自分の健康課題を見つけ、目的と目標、その達成のための行動計画をグループで共通に取り組む“健康管理計画”を立案し、1.5ヶ月に渡り取り組んできた成果を12月21日の授業で発表しました。

「スマートフォンをいじることが睡眠を妨げている」という共通の健康課題が見つかったグループは、“寝る前に見る時間を30分以内にする”という目標を挙げ、実行すると熟睡できたという成果が見られました。他にも“早寝早起き”,“1日3食”,“風邪を引かない”など実行しやすいことを目標にし、規則正しい生活をしている高校生とアルバイトや授業の開始時間などで変則的な生活をしている大学生では、実行状況にも差がでたことや、独りではできないこともグループだと、声かけや励ましあうことで実行しやすかったことなど取り組みを通しての学びが発表されました。わかりやすい発表にするためにパワーポイントにも工夫を凝らしたグループもありました。また発表内容は学生同士で評価し、グループとしての団結力が高かった高校生混合グループが“よく頑張ったで賞”を、発表のわかりやすさでは大学生チームが“わかりやすかったで賞”を受賞しました。

 

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