教育講演会~生命を越えるものはない~

2018.07.10

7月10日(火)、平成30年度人権教育講演会を実施しました。

本校では、「いのちの大切さを理解し実践すること」を校則の冒頭にも掲げ、年に一度教育講演会を実施し、生徒、教職員が「いのちの大切さ」を改めて認識する機会としています。

 

今年は、NPO法人KENTO代表の児島早苗さんを講師に迎え、「生命を越えるものはない」という演題で、自身の子を交通事故で失い、闘い続けてきた経験を踏まえた貴重なお話を聞かせていただきました。また生命の尊さについてのDVDを視聴して、失った人のことを「忘れない」「忘れさせない」ことこそが、亡くなった人と残された人をつなぎ、事故の再発を防止することにもつながるのだということに気づきました。

 

最後に児島さんは2つ守ってほしいことを生徒たちに伝えました。1つ目は、「交通事故をなくすために今の自分にできることをする」、2つ目は、「大切な人に『ありがとう』『ごめんね』を伝えること」です。生命の尊さは数え切れないほどの奇跡の連続の結果であるということを聞いて、日々の生活の中にある当たり前は決して当たり前ではなく、かけがえのないものだと再認識することができました。

 

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