本校では授業のあり方を研究し、「主体的・対話的で深い学び」の観点から授業の質の向上を目的として、毎年すべての教員が、それぞれの教科で研究授業に取り組んでいます。
今回は「情報の科学」という授業内で実施しました。 この授業では3次元空間における相対的位置関係の理解を目的とし、前半は3次元座標について、教室内に紐で3次元軸を再現しました。その上で、与えられた座標が座標軸中のどのあたりになるかを考えました。また座標の数字が変わるとどう移動するか、教室内の空間を確認しながら、生徒の発想から答えを導き出しました。
後半はiPadを3台使い、立体撮影をおこなうことで3DCGの再現を試みました。 被写体をカメラで撮影し、描きたい画像を作るにはどのような位置関係にすればいいかを考え、カメラの位置・向き・アングルといった特性がどう影響するか、撮影した画像をスクリーンに映しながら確認しました。