研究授業~生物基礎~

2019.09.26

本校では授業のあり方を研究し、「主体的・対話的で深い学び」の観点から授業の質の向上を目的として、毎年すべての教員が、それぞれの教科で研究授業に取り組んでいます。

今回は「生物基礎」の授業で、「翻訳」の過程を学習しました。

冒頭から、生物の専門用語が飛び交い、難しい授業が始まったように感じましたが、本日の授業の本題である、塩基配列からアミノ酸配列へ翻訳する内容に入ると、アルファベットや仮名文字の例で同じ文字を使っても順序が変わると全く別のものになるという例(「クルミ」と「ミルク」など)を示し、非常に身近な例でとてもわかり易い展開となりました。

配列の重要性を理解した上で、数字の配列から仮名文字の配列への翻訳についても、ここでも懐かしの「ポケベル」を例にして、実際に並んだ数字を仮名文字に置き換える作業をしました。この作業の過程が翻訳についての深い学びへとつながっていました。

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