「古典へのいざない~ようこそ寄席の世界へ~」
10月19日(水)に、桂まめだ、伏見紫水、ビックリツカサ、桂ぽんぽ娘さんをお招きして、育友会主催で文化講演会「古典へのいざない~ようこそ寄席の世界へ~」を開催しました。今回の文化講演会は、日本の伝統芸能に触れ、体験することにより、多様な文化を幅広く理解育友会しようと育友会役員の方々が中心となり開催しました。
落語の始まりは、室町時代末期から安土桃山時代にかけて、戦国大名のそばに仕え、話の相手をしたり、世情を伝えたりする「御伽衆(おとぎしゅう)」と呼ばれる人たちでした。落語は現在も継承され、私たちを楽しませ、励まし続けてくれています※。
※引用元:公益財団法人落語芸術協会HP
◎当日プログラム
◎「南京玉簾(すだれ)」桂まめださん、「マジック」ビックリツカサさん
南京玉簾では、唄にあわせて踊りながら、すだれを変化。拍手と歓声があがり、マジックでは、鮮やかな手さばきの前に笑いを離れて名前の由来である“ビックリ”させられました。
◎「落語教室」桂ぽんぽ娘さん
落語体験には、生徒も参加。扇子や手ぬぐいを使いながら、桂ぽんぽ娘さんと一緒に落語の基本動作を学びました。生徒本人は表現する難しさを体験しましたが、目的通り、会場は大きな笑いに包まれました。
◎「曲独楽」伏見紫水さん、「落語」桂まめださん
曲独楽では刀や扇子の上で華麗な技を披露していただきました。トリは、桂まめださんの落語「平林」で締めくくっていただきました。
初めて落語を聞く生徒たちにもわかりやすく、終始、笑いの絶えないものでした。最後には、落語家になったきっかけや「関西中央高等学校」をテーマにした数字の大喜利など、巧みな話術に引き込まれて、あっという間に時が過ぎてゆきました。
言葉で伝えること、笑い、古典文化の魅力を改めて感じ、充実した講演会となりました。
桂まめだ、伏見紫水、ビックリツカサ、桂ぽんぽ娘さん,本当にありがとうございました。
関西中央高等学校